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ティムサム 点心(マレー風の飲茶)

ティムサム 点心(マレー風の飲茶)

「ティム・サム」は漢字で「点心」と書きます。日本で呼ぶ「ヤムチャ」(飲茶)と同じです。ティムサムは早朝から昼食時までの朝ごはん限定メニューです。マラッカのティムサム人気料理店は日の出頃に営業を開始してランチタイム前には売り切れして店を閉めます。

*最近は、深夜にサパーを食べ歩くお客さん向けに真夜中にも食べられる人気店が誕生しています。(2015年8月追記)

各店自慢のシュウマイ・エビ餃子・ダイコン餅・椎茸・はんぺん等、その種類は推定100種を超えるバラエティー豊富な料理です。これらの小皿を、アツアツの中国茶(ウーロン茶)を飲みながらワイワイ語りながらドンドン食べるのがティム・サムの正しい味わい方です。

ショッキングな見た目に押されて食わず嫌いをしている方も多いニワトリの足を煮込んだ「クゥエ・カー」にはゼラチン質のコラーゲンがたっぷり含まれ美容と健康に効くと重宝されています。

ローマイカイ(糯米鶏)は食べ過ぎないように

「ロー・マイ・カイ」漢字では「糯米鶏」と書きます。金属のお椀に入っているもち米の五目炊き込みご飯です。ネチッとした食感はつきたてのお餅です。メインの具は鶏の甘辛煮なのですが、糯米を蒸し上げる時にこの甘辛のタレが餅米に染みこみ炊き込みご飯のようになっています。

見た目は、小さくて頼りない感じがしますが、これはお餅なので食べると満腹感が一挙に襲ってきます。調子に乗って2つ食べちゃったら他の飲茶料理に箸がでなくなるので美味しいから食べ過ぎないように注意。

ローマイカイ(糯米鶏)は食べ過ぎないように

飛び出る汁にご注意!超特大肉まん 大包(ターパオ)

「ター・パオ」漢字で「大包」と書きます。「チャーシュー・パオ」(叉肉包)は、日本の「肉まん」のことです。ター・パオは特大サイズの肉まんです。中の具は煮込まれた鶏肉(もしくは豚肉)のかたまり、ゆで卵の半切がゴロッと詰まっています。ゆで汁がスープのままで入っていてパオに包んで蒸し上げ調理します。

マラッカの日の出は通年朝7時前後ですが、私の行きつけのティムサム屋さんは5時半から仕込みに入り6時半、あたりは真っ暗な内から営業を始めます。お茶代込みで200円程度ですから、マラッカにお越しの際はホテルの朝食をパスしてもティム・サムでの朝食をお試しください。

存在感ある巨大肉まん「大包」

中国茶の王様をお試しあれ

飲茶の醍醐味は、お茶にあります。最後になりましたが、中国茶について記します。中国茶をコップで頼むと50セント程度なのですが、ティムサムを食べる時にはポットで注文するのがオススメ。人数分×1リンギ程度の課金です。ポットで頼む中国茶にはグレードがあるのです。

日本では有名なウーロン茶ですが、マレーシアでウーロン茶と言ってもお店に通じませんので「チャィニーズ・ティー」中国語では「チョン・コー・チャ」マレー語では「テェ・チナ」と頼むと安価で一般的なウーロン茶葉が提供されます。充分美味いのですが、上には上があります。

ワンランク上の「チャァ・ウォン」中国語で「茶王」と書きます。高貴な香り、まろやかなる甘みの残る後味、まさに中国茶の王様と言っていいほど気品あるチャイニーズ・ティーです。店にもよりますが人数分×2~3リンギと値段もそれなりの高級茶葉です。高いと言っても100円プラスなら高級茶がオススメです。飲んで納得するはずです。

蒸し上げアツアツを召し上がってください