インド人が産み出した究極の逸品ロッティチャナイ。シンガポールでは同じ料理を「ロッティ・プラタ」と呼んでいます。その作る姿はまさに芸術・職人芸。
一見の価値あり! 練り込んで一晩寝かした小麦粉を純度100%の植物マーガリンで伸ばしては折りたたみ、また伸ばして折りたたむ行程を繰り返し、鉄板でこんがり焼き上げます。
そのできあがりは「何層にも折りたたまれたその柔らかいパイ生地」のような感じです。焼きたてを少量にちぎってそれぞれ好みのカレーで、ナンを食べる要領でいただきます。 ロッティチャナイは別名;ロッティ・コソンとも称します。
ロッティとはマレー語で「パン」を意味しコソンは「ゼロ」つまりプレーンを意味します。 ロッティは「パン」という言葉からは想像できないインド人究極の柔らかいパイ生地です。種なしパンではなく「ロッティチャナイ」というお料理です。次章では具入りのロッティをご紹介します。