アジアのB級グルメ

オーチェン 牡蠣煎 フライド・オィスター

フライド・オィスターという英語をそのまま日本語に訳すと「牡蠣フライ」。ところが日本のそれとはまったく違う料理なのです。

日本語に翻訳すると「小粒牡蠣の卵とじ」もしくはオムレツという感じの一品です。ちなみに漢字で「蠣煎」書いて(オーチェン)よ読みます。

ローカルで水揚げされる小指の先ほどの小さな岩ガキを用意します。熱したフライパンに油をなじませてまず、小麦粉を溶かしたタマゴと水でといた小麦粉(秘伝の味付け済み)を炒めます。半分くらい火が通ったところで用意しておいた牡蠣をドサッと一気に流し込みタマゴと一緒に炒めます。

火が通ったら素早くお皿にとってアツアツの内に食べる。というスタイルのお料理です。 匂いで屋台の在処をつきとめられると語って良いほど、牡蠣をフライパンで炒めるときに強く香り立つ潮の香りが目印の屋台です。

各店独自のレシピで調合した甘めのサラッとしたチリをお好みで浸けて召し上がってください。白いご飯のおかずにも、ビールの肴にもなりますし、焼きそばやワンタンミーのサイドディッシュにもお薦めできる相性の良いお料理です。

オーチェンとは牡蠣オムレツ

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