アジアのB級グルメ

キャロットケーキ 大根餅炒め

12章で紹介した蠣煎ことフライド・オイスターの姉妹料理ともいえる『キャロット・ケーキ』。台湾や香港の飲茶では『ダイコン餅』と呼ばれ親しまれているのですがマレーシアやシンガポールではなぜか?キャロット・ケーキとかわいい名前で呼ばれています。

英語でキャロットとは、ニンジンを意味しますがローカルではダイコンを「ラディッシュ」とは呼ばずに「ホワイト・キャロット」と呼ぶ習慣があるのでその流れをくんでいるのでしょう。ダイコン餅を一口大に千切って油で炒めてタマゴとからめるスタイルはまさにフライド・オィスターの姉妹。

香ばしい磯の香りの替わりに、キャロット・ケーキの仕上げに使う醤油の焦げた匂いが目印になります。 プレーン、チリ入り、タマゴ入りなどの調理方法をオーダーすることができます。筆者のオススメはチリとタマゴ入り。ビールにピッタリです。是非一度、お試しください。

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