アジアのB級グルメ

ターパオ 点心(その3)

マレーシアのティムサムのおすすめメニュー2品目は、「ター・パオ」。漢字で「大包」と書きます。「チャーシュー・パオ」(叉肉包)は、日本の「肉まん」のことです。ター・パオはその名の通り特大サイズの肉まんです。

半端じゃなくどでかいサイズです。 見た目は、肉まんに変わりはありませんがその中身には特大サイズのよく煮込まれた鶏肉(もしくは豚肉)のかたまり、ゆで卵の半切がゴロッと詰まっています。

それに、ゆで汁がスープのままで入っていてパオ(包)に包まれて蒸し上げられています。 中の汁が飛び出さないように「ゆっくり・気を付けて食べて」と何度も繰り返し注意しているにもかかわらず筆者のゲストの約半数は、「ター・パオ」の汁攻撃に撃破されシャツやズボンにシミを付けて日本に帰っていらっしゃいます。(笑)

ターパオは大きな肉まん

マラッカの日の出は通年朝7時前後ですが、私の行きつけのティム・サム屋さんは5時半から仕込みに入り6時半、あたりは真っ暗な内から営業を始めます。普通の食べ方で7~80円。ゴージャスにたらふく食べても200円程度(お茶代込み)ですから、マラッカにお越しの際はホテルの朝食をパスしてもティム・サムでの朝食をお試しください。

次章 中国茶の王様

アジアのB級グルメTopに戻る