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長距離高速バスには普通車(エコノミー)の大型バスが使用されています。ドライバーシートを除いて一列2人掛けのシート左右に2座席。一列あたり4人のシートが10〜11並び定員は40〜44名。日本で見かける補助席はありません。体の大きい乗客にとってはちょっと狭くて窮屈な座席ですね。高速道路を走る長距離高速バスは、マレーシアの道路交通法により座席の確保が定められているので、どんなに混雑している時期でも立ち席はありません。

さて、今回ご紹介する新進気鋭のVIPバスとは、一列左側は2座席、右側には1座席しかありません。一列あたり3人のシートが前後もゆったり8並びのみ。最後部の座席は4人掛け、定員はわずかに25名。ゆったりとくつろげる空間でゴージャスな雰囲気を醸し出しています。
新進気鋭のVIP仕様のシンガポール・マラッカを結ぶセブン・オー・セブン(707)トラベルバス。ナンバープレートも「707」です
「707トラベルグループ社」が2005年の10月より正式に定期就航させたシンガポールとマラッカを結ぶ豪華VIPバスに体験試乗してきました。このVIPバスの最大の特徴である「広々とした座席」は、くつろげる空間を提供しているだけではありません。女性のひとり旅、見知らぬ土地で狭く窮屈なバスの座席で見ず知らずのオヤジがとなりに座っていると旅の楽しさも消えてしまいますよね。(^^;)

VIPバスで右側の1人掛けのシートをリクエストすれば、セクハラなオヤジから身を守れる「ひとり旅の女性」の強い味方になってくれるのです。コレだけ立派な座席なんだから、お値段もそれなりに高いはずなのですが、2006年6月24日現在マラッカ→シンガポールは16リンギ(480円)、逆のシンガポール→マラッカは12シンガポールドル(840円)と、通常のバスの値段と変わりません。お得!(2006年5月14日現在)

◆2006年6月に原油の値上げを理由に予告なく15シンガポールドルに値上げされました。
ビジネスクラス並みの広さとゆったりふかふかのシート。まさにVIP仕様とはこのコトなり〜
座席の前後の間隔もゆったりしているので、リクライニングを倒すとほぼ真横になって眠ることができます。筆者が体験乗車した時、前夜マラッカでの酒盛りで疲れた体を癒すのにぐっすり眠れました。シンガポールにたどりつき旧友と再会、ホーランドビレッジのカフェでビールを飲み過ぎ、マラッカへの戻りの時も二日酔いのカラダを優しく癒してくれました。(^^;)
コンソリーム社のスーパーVIPは一日一往復の限定シート
さて、「707トラベル社」のVIPバスを筆者が新進気鋭と説明書きをしているのにはワケがあります。実はこのVIP仕様のシンガポールとマラッカを結ぶ国際バスは707トラベル社以外にも存在します。サイトでは公開していませんが、実際にマラッカにきた方には口頭で説明し数組の旅行者の方は利用されていました。
(2007年7月12日公開済みグラスランド社 マラッカからシンガポールを結ぶ超VIPバス

Tonyさん、なぜ出し惜しみしていたんですか?と突っ込まれそうですが、これらのVIPバスは定期就航している正式な国際長距離高速バスではないのです。プライベート(私営)の旅行社が、裕福な旅人マーケットを狙いを定め一日一便のみ運行させているのです。

その証拠に、これらプライベートなVIPバスはマラッカの正式なバスステーションには乗り入れできません。市内の有名ホテルでお客さんを乗り降りさせているのです。金額はシンガポール→マラッカが28シンガポールドル(2000円)、マラッカ→シンガポールが25リンギット(750円)と通常のバスに比較すると高額な料金設定になっているのです。

これら、プライベートVIPバスはコンソリーム社とグラスランド社、2社がそれぞれ毎日一便シンガポールのビーチロードを午前の早い時間に出発しマラッカのルネッサンス・エクアトリアル・センチュリーマコタホテルをまわり乗客を降ろし、逆に午後早い時間にこれらのマラッカの主要ホテルからお客さんを乗せシンガポールのビーチロードへ夕刻たどりつくスケジュールで運行させています。

もぐりの白タクのようなヤバさはありませんが、チケット売り場や乗り降りする場所の説明が難しいため、サイトには公開していませんでした。金額は高くてもこうしたプライベートVIPバスに乗りたい方は、乗りたい日付けと名前および連絡先を記入の上コチラからお問い合わせください。
(2007年7月12日公開済みグラスランド社(草原旅運:GrassLand Express)の超VIPバス
シンガポールのMRT(地下鉄)ブギス駅から徒歩5分。ジョホールバルへ向かうバス停の右側。マラッカサイドはセントラル・バスステーションにあります
さて、プライベートなVIPバスではなく、今回正式に定期就航した「707トラベル社」の超豪華VIPバス情報を詳しく説明しておきます。シンガポールから乗る場合は、ジョホール行きの170バスが出発しているMRT(地下鉄)ブギス駅から徒歩5分のバス停にカウンターがあります。(下の地図を参照してください)

◆シンガポール→マラッカは一日3便、8:00、13:30、19:00 料金16シンガポールドル
シンガポール→クアラルンプールも一日3便、9:00、12:30、17:00 料金25シンガポールドル
シンガポール→ゲンティングハイランドには一日2便、早朝6:45、9:00 料金 料金35シンガポールドル

以上の3路線が定期就航しています。そして驚くべきコトに、この707トラベル社はタイ王国にもVIPバスを走らせています。毎日一便18:00に出発するバスは、シンガポールからマレーシアに入り、南北高速を一気に北上しタイ王国へ入国。ハチャイまで14時間、35シンガポールドル。コ・サムイ島まで20時間、60シンガポールドル。プーケット島まで21時間、70シンガポールドル。バンコクまで27時間、70シンガポールドルで結んでいます。プーケットとバンコクまで7時間も移動するのに、値段は据え置き?疑問に思った筆者は窓口で何度も聞き直しましたが「同じ金額ですよ」とのこと。

なお、707トラベル社のマラッカからシンガポールへ向かうバスはマラッカセントラル・バスステーションから毎日定期就航しています。長距離バスドームの中にある707トラベル社のカウンターに行けば予約が可能です。707トラベル社 シンガポールTel +65-6292-8254 マラッカ営業所Tel +60-6-286-3707
ジョホール行きバスステーションの中に「707トラベル社」マラッカ行きのチケットカウンターがあります。地下鉄ブギス駅から徒歩5分

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