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愛煙家にとって、もっとも危険なルートとは?
マレーシアとシンガポールは2本の橋で結ばれています。コーズウェーと呼ばれるジョホールバルの市街地からシンガポールのウッドランドに架かる橋(以降「旧橋」と表します)は、徒歩でも渡れます。もう一本の橋は通常セカンドリンクと呼ばれ旧橋の混雑緩和のため1998年に開通しました。こちらは徒歩では無理でタクシー・バス・自家用車・バイクなどの専用橋です。

愛煙家にとってもっとも危険なルートとは、旧橋を徒歩で渡る。もしくは乗り合いバス、観光バスで新・旧、両橋いずれかを渡るルートです。

同じ橋でも、自家用車・タクシーで通過する際では違う出入国窓口(イミグレーションカウンター)を経由するため危険度はかなり違ってきます。(詳しくは下記のヤバさの確率表↓をご覧ください)

この2本の橋を使ってシンガポールへ入国する場合、あなたがもしも愛煙家ならば絶対に守っていただきたいことがあります。

もったいないけどタバコを処分
タバコを2箱以上所持しているならばゴミ箱に捨てるか、マレーシア側を出国する前にイミグレーション(出入国管理官)にプレゼントしてあげてください。なぜなら、シンガポールではタバコの免税が認められていないからです。

なぜ2箱かというと、封を開けたタバコはシンガポール入国の際目をつぶっていただけます。そして、もうひと箱の新品パッケージは許容範囲と見逃してもらえることが多いからです。念のためグリーンボックスを通過する前に係官にタバコを見せて判断を仰いでください。税関申告ゲートを通過したあとに見つかるのと、事前に自己申告で見せるのとでは大きく結果が異なります。

85%以上の確率で「行け行け」と見逃してくれますが、係官によっては「あっちへ行け」と課税側のレッドレーンへ誘導しますのでその時はタバコの課税を支払ってください。
ヤバさの確率表
ヤバさの確率 シンガポール入国方法
危険度95% 旧橋を徒歩やバスにて、およびセカンドリンクをバスにて入国する場合。
危険度20% 旧橋およびセカンドリンクを自分の運転する自家用車、またはタクシー・リムジンにて入国する場合。
危険度5% 飛行機にてチャンギ国際空港にキチンとした服装と髪型で入国する場合。

飛行機での入国がいかに安全か?という疑問ですが、多くの観光客が『シンガポール入国時にタバコの免税枠が無いことを知らない』という事実からも推察できます。

『知らない』のだから、税関にて堂々として「私は、課税対象ではない」という態度を貫けるので職員にも怪しまれない、だから摘発を受けにくいわけです。しかし、安全だから・・・見つからなきゃいい・・・って安易な気持ちでタバコを持ち込むのはダメですよ。

危険度5%ということは摘発されることもあるということですからお忘れ無く。タバコひと箱が800円もするシンガポールですから、お土産にタバコを持って行くと非常に喜ばれるのですが・・・
タバコひと箱800円
「そんなの税金払えばいいじゃん」と思ったあなた!シンガポールをなめてはいけません。国家をあげての禁煙国家シンガポールはタバコひと箱日本円で約800円以上もするお国なのです。ちなみにマレーシアは日本円で約210円です。

課税の差額は600円程度ですが、課税対象品であるタバコの所持を申請せず、カスタム(税関)検査で所持が発覚したら廃棄することも許されず罰金を払わねばなりません。

もしも、あなたが200本。1カートン所持していたら一箱の罰金は100ドル×10箱で1000シンガポールドル(約8万円)も払わなければならないのです。おまけに、「見つからなきゃいいや」と気軽に考えたあなた!どえらい目に遭いますよ!!!

シンガポールはアジア最先端といっても良いほどの最新技術の見本市のようなシステム国家なので免税のグリーンレーンを通過する際手荷物X線(レントゲン透視)によってかなりの高確率で見破られます。

タバコの内箱にはアルミホイルなどの金属が加工された紙を使っているのでレントゲンではバレバレなのです。「だったら、ポケットに入れときゃいいじゃん」と簡単に考えてはいけません。金属探知器のところでチャイムが連呼し係官が「ポケットのモノをココに出してちょうだい!」と言われた時点でアウトです!

筆者の苦い思い出 逮捕未遂事件レポート
ちなみに、筆者はシンガポールへ頻繁に出入りしますが過去にタバコの不法所持を関税係員に見破られ罰則金を課せられたことがあります。1998年のことでした。

その時は、愛煙家にとってもっともやばいルート徒歩またはバスではありませんでした。危険度20%の自家用車(レンタカー)でシンガポールへ向かう途中のことでした。シンガポール側の入国審査後、税関にて「トランクを開けろ」と命ぜられたまたまカバンの中に入れていたタバコ5箱を発見されてしまいました。

係官が、「車をココに止めてあなたは取調室へ付いてきなさい」と摘発押収済みのタバコをもって先導してくれました。初犯であったこと、タバコの量が大量ではなかったことから逮捕はされませんでしたが、ひと箱につき100シンガポールドル合計500(日本円で約3万5000円)支払ってタバコをもらい受けてきました。

「知らなかった」とか「タバコの免税があると思っていた」とか「二度としないから見逃してほしい」と懇願しましたが係官は『私たちは、タバコの免税がないことを入国前に告知している。それを知らなかったのは君の手落ちだ!』とロボコップのように頑として許してはくれませんでした。

ちなみに、お説教も含め2時間近く拘束されました。そんな苦い経験を持つ筆者が言うことですから愛煙家の皆さんはホントにお気をつけてくださいネ!

危険なルートを安全に渡る方法論
この逮捕未遂事件以降、シンガポールへ入国する際はいかなるルートを使うときでもタバコは2箱。一つは開封済み、もう一つの新品を手品の種明かしのようなアクションで「これは、課税ですか?免税ですか?」と税関通過前に係員に見せています。

20回ほどそのアクションを繰り返しましたが係員に「あっちで税金を払ってください」とレッドレーンに誘導されたのはたった2回のことです。支払った税金額は600円程度でした。もしも、荷物を調べられてタバコが見つかったらひと箱でも100シンガポールドル、日本円で7000円程度の罰金と2時間近い拘束を受けることもあるのですから面倒でも税金を払った方が得だと私は思います。

もうひとつ。タバコのポイ捨てとかをシンガポールでやっちゃうと罰金と運が悪ければ公園などの公共施設の清掃を強制的にやらされることがあります。これは、実際に何度もそういう逮捕の瞬間や公園の掃除をさせられている現場を見たことがあるのでシャレではありません。

タバコのポイ捨て厳禁(現金?)国家
話は変わりますが、マレーシアではポイ・ポイと街のあちこちでタバコのポイ捨てを見かけますがマレーシアでも運が悪ければ捕まって罰金を払うコトになってしまいます。

2003年6月末にマラッカの長距離バス・ステーションで私のごく親しい友人(シンガポール国籍)がポイ捨てしたときに警官に見つかり違反切符を切られ罰金40リンギットを支払いました。

このシンガポールの友人は、「過去にシンガポールでポイ捨てしたことがない。罰金を払うのが嫌だからネ。」とつぶやきました。それは違うだろうと私は思います。

「法律を違反し逮捕・起訴されるのが嫌だからとか罰金を払うのが嫌だから」という理由で吸い殻を灰皿に捨てるのではなく、街を清潔にするため決められた場所にゴミを捨てるのがあたりまえのことだから吸い殻を灰皿に捨てるのが正しいような気がします。自分の家の中なら逮捕されることも、罰金を払うこともないはずなのに部屋の畳の上にタバコをポイ捨てする喫煙者は滅多にいないはずです。

愛煙家の方には国や地域を問わず、法律違反や罰金が課せられないとしてもルールを守って美味しく喫煙していただきたいモノです。吸い殻は灰皿へ!

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