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「サテ」とはマレーシア風串焼き(焼き鳥)。ミーゴレン(焼きそば)やナシゴレン(焼きめし)と並んでマレーシアのローカルフードとして認知度の高いメニューの一つです。
串刺しにした鶏肉や牛肉などを独特のタレでタップリマリネしておき、炭火で焼き上げピーナッツソースに浸して食べるのが一般的な「サテ」の調理法です。筆者はこの「サテ」全般が好きではありません。油を切り取って調理するからパサパサした肉の食感、加えてマリネするタレも甘ければ、つけダレに使うピーナッツソースも甘い。パサパサしてる甘い焼き鳥って、日本人の味覚には受け入れがたいというのが正直な意見です。 |
今回ご紹介する、イチオシのサテのお店「新味香サテ屋」さんを知ったのは今から5年ほど前。知人の会社の商品撮影を頼まれ朝から夕刻まで写真を撮り続けていた時のこと、知人が「Tony、疲れただろう?ちょっとサテを食べに行こう!」と誘ってくれました。サテは嫌いだから、他のモノにしよう!と大人げなくダダをこねましたが知人は「あそこのサテはちょっと違う」と強引に連れて行かれました。
ひとくち食べて前言撤回。メチャクチャ美味い!焼きたての串焼きはアツアツで肉汁がジュワーッとたれてくるほどジューシーな食感。オマケにタレに漬け込んでマリネした味付けは甘くない!塩味の串焼きだったのです。肉、ホルモン、肝など種類も豊富で筆者は次から次へと串焼きを食べ続けました。美味い!
以来、筆者はジョンカーストリートのステージ前にあったこのお店に通っていました。しかし、今から3年ほど前突然閉店。移転先の住所や電話番号もわかりませんでした。ジョンカーストリートに詳しい事情通に聞いてみたら、「サテ屋のオヤジさんカラダを悪くして引退した」というコトでした。残念(>_<)
しかし、約2年ほど前「Tony、あのジョンカーのサテ屋さんが再開した!」とグッドニュースをキャッチ。ホントかな〜と半信半疑で食べに行ってみたら、まさにあのオヤジさんのサテ。復活したんです。 |
このお店のオーナーは、チャイニーズ・マレーシアン。中華系のサテ屋さんだから、イスラム教徒が「食」を禁じている「ブタ肉」のサテがメインメニューです。ブタの正肉、ホルモン、肝、心臓、それに鶏肉がズラリとラインナップされています。
筆者のお気に入りは、ダブル脂身入りブタ串焼き(特別注文:同料金です)、ミディアムレアな肝、小さなこてっちゃん(ホルモン)の三種類です。注文の際、とりあえず最初はミックス(混合)とオーダーしてみましょう。自分で食べ比べてみて気に入った串焼きが見つかったら、その串を見せて追加を頼みましょう。
「3本ください」などと注文してはいけません。5本か10本単位でオーダーしましょう。1本あたりの肉の量が少ないから、普通の方なら20本はいけるはずです。食べ残した串の数はカウントされません。会計時には食べた数だけ計算されます。 |
このお店のピーナッツソースの隠し味にはパイナップルが使われているそうです。甘みの中にほんのりパイナップルの酸味と、ピリ辛のラー油が特徴です。
日本人にとって、甘いピーナッツソースは余計な味になっていますが、ローカルの食通にとってピーナッツの付けダレは最も重要な味の決め手です。このお店ではサテとタレが別々に出てくるので、甘いのが苦手な方はタレに浸けずにそのままで召し上がってみてください。筆者がなぜイチオシ名店シリーズにこのお店を紹介したかおわかりいただけると思います。塩味が絶妙に美味い! |
上の写真はオーナー。無口なオヤジさんですが巧みな英語でいろいろ解説してくれます。ローカルの人たちはコレステロールを気にして脂身を嫌う傾向があります。しかし、日本人にとってお肉の脂は重要な味の決め手だ!と伝えると、「よしわかった。Tony、日本人好みのダブル脂身の串を作ってやろう!」とスペシャルオーダーの串を作ってくれました。
適度な油をカリカリになるまで炭火で焼き上げてくれました。美味し!
このスペシャルオーダーは、特別に頼まなきゃ出してもらえません。料金は同じなのでココまでたどり着けた方はぜひ作ってもらってみてください。ノーマルの脂身カットの串焼きよりも絶対に美味いとオススメします。それにマレーシアでは珍しい中華系サテの専門店なので冷えたビールもあります。(^_^)v |
地図はあえて載せませんので上の写真を参考に探し出してみてください。
お車でのヒント:タンドリーチキンのお店(パクプトラ)に向かって右側(ジョンカー通り方面)に進みます。右手のショップハウスに注目。右手のショップハウスがとぎれそうな場所にカレッジ(Ranger
College)があります。そこを右の測道に入ってカレッジの前を通り越し突き当たりを右へ曲がります。そこからまっすぐ100メートル右手に看板が見えるはずです。左側は止め放題の駐車場が完備されています。
マラッカに短期の旅行でいらした方へのヒント:迷わずタクシーに乗って住所と店名を運転手に見せましょう。自分でたどり着くのはかなり難しいです。迷う時間がもったいないのでタクシーを使いましょう! |
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