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この「ガーリックポーク」を紹介すること。これこそイチオシ名店シリーズで筆者が皆さまにお伝えしたかった夢だったのです。たんざく型にカットしたブタのバラ肉と皮付きのまま中華包丁で叩いて崩したニンニクをオリジナルソースでマリネして下味を付けたモノをじっくり唐揚げにしたシンプルな料理。アツアツで、サクサクした食感とガーリックの香りがイヤミなく口の中に広がります。至福の瞬間ってこういう料理に出会った時にしか巡りあえません。この一皿を食べるために遠くシンガポールやオーストラリアからの常連さんもいるそうです。
イチオシのガーリックポーク♪
筆者がこのお店を知ったのは今から4年ほど前。マラッカ一丁目に住んでいた筆者の呑み友達で「食通」を自称するチャイニーズの大富豪F氏が「Tony、今度の日曜空けておいて。マチャップ・バルで美味しい料理見つけたからランチに行こうぜ!」と声をかけられました。

マチャップといえばマラッカで暮らす人たちから見ればずいぶん遠くの田舎町。オマケに「ワイルド・ライフ」と呼ばれているイノシシ・鹿・リス・コウモリ・キツネ・イグアナなど野生動物を食べるイメージが定着しているゲテモノ食いの名所。筆者も過去にワイルドライフを食べてカラダがホカホカした記憶を持っています。

しかし、自他共に認めるグルメなF氏の招集には興味津々。黙ってお伴することにしました。マラッカ一丁目からいざ、マチャップ・バルへ。40分後に到着したのは、エアコンもないありきたりの中華料理店。右隣にあるのはラバーエステートから運ばれる生ゴムの集積問屋。臭いニオイが印象的でした。

日曜の午後、お店は大繁盛。席について料理が出てくるまでナント1時間待ち。「空腹は最高のスパイス」なんてダジャレをかますF氏。ひたすら待っていた筆者は、満席のどのテーブルでも同じ一品がオーダーされていたのを見逃しませんでした。待つこと1時間。その一皿がやってきました。これこそ、ガーリックポークと筆者の最初の記念すべき出会いになりました。ただひと言「美味い。ベリーナイスでございます」(^_^)v
ベビーカイランという青菜炒め
もちろん、ガーリックポークだけのお店ではありません。マレーシア風の中華料理を楽しんでいただけます。上の写真はカイランという野菜炒めですが、カイランの中でも若い芽を選りすぐって調理すると「ベビーカイラン」という名前になります。シャキシャキ感があるけど中までしっかり火が通っています。ガーリック・ソースと注文すれば、違和感なく普通の「青菜炒め」として召し上がっていただけます。
マレー語でサンバルソトン。イカと野菜のチリ炒め
普通の中華料理ではなく、マレー風の中華料理を満喫するならピリ辛味もハズせません。上の写真はサンバルという名のマレー料理に欠かせない激辛香辛料を使ったイカの炒め物。新鮮なイカとタマネギ、それにパイナップルを加え炒めた料理です。激辛料理が苦手な方にはムリのある品なので注文はお控え下さい。チリソースは白いごはんと混ぜて食べるとおいしさ倍増!
イカン・パリッ・チリ・ガラム。「エイ」の淡泊な白身にピリ辛ソースがベストマッチ
上の写真は「イカン・パリッ・チリ・ガラム」。日本ではあんまり食さない「エイ」を使った料理です。サンバルチリをベースに甘辛く調味料を加えたチリ・ガラムを調理した「エイ」にタップリとかけて召し上がっていただきます。ぶつ切りしたエイの食感はホッコリした淡泊な白身魚。エイには小骨がないので魚を食べるのがめんどくさい!という方にはピッタリの逸品です。

お店の女将さんもご主人も英語があんまり達者ではありません。メニューとか注文は中国語での会話になってしまいます。筆者はマレー語で会話していますが、コトバに不安のある方はこのページをプリントアウトして持参してください。写真を見せて「コレが食べたい♪」と日本語で話せばOK!です。
炎の料理人
上の写真、ドコかで見たことがある!とピンときた方は当サイトの熱心な読者さん。好評連載シリーズ今週の一枚で2006年6月7日に紹介した「炎の料理人」こそがこの新梅香茶餐室レストランのオーナーシェフ、林和音(Mr.Lim)さんです。

お店の場所を紹介したいんですが、なんせマラッカ市内中心部から40分はかかるずいぶん離れた場所なので地図は書けません。マラッカ一丁目からまず北上してバトゥブレンダ空港を目指しましょう。空港を左手に見ながらひたすら直進してください。やがて小さな街っぽい場所に入ります。学校とか信号があるのでスピードは控えめに。まだ直進してください。

やがて、陸橋らしきブリッジが見えてきます。このブリッジをくぐったら一つめのT字路を左折しましょう。のんびりとした田舎道ですが、地元のクルマは90q前後でぶっ飛ばしていますから車線はゆずってあげましょう。約5分走ると「えぇ?ココがマラッカなの?」と驚くべき自然に出会います。大きな大きな淡水湖が目の前に開けます。この湖は「ドリアン・トゥンガル貯水池」といいます。蓮の花が自生するキレイな湖です。

この湖岸道路をまだまだ直進。やがてT字路に突き当たります。目指すマチャップ・バルはココを右折します。約7分直進すると小さな街に入ります。この街がマチャップバル。学校を越えたら速度を落として左側に注視してください。小さな(50センチ4方)黄色い看板に黒の4の数字。マレーシアで有名なマグナム4(ナンバーズ宝くじ)売り場を示すサインボードです。

この路地みたいな細い道を左折。生活道路なのでゆっくり走って下さい。一つめの角を左折して約30メートル前方左手に「ガーリックポーク」の美味いレストランがあります。マジで遠いけど食べに行くだけの価値はあると筆者は思います。営業時間は早朝からランチタイムなので夜行ってもダメですよ。
新梅香茶餐室レストラン
Mc.116 Machap Baru, 76100 Melaka Malaysia
Tel +606-525-2788 7:00〜16:00頃まで営業 月曜日定休
駐車場完備・カードは使用不可お支払いは現金で
第32章 早朝から食べれるワンタンミー屋さんに進む
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