HDR(ハイダイナミックレンジ合成)でドラマティックトーンを演出してみる

HDR(ハイダイナミックレンジ合成)の作り方


HDR合成による画像 普通に撮ると空は白く影は暗い
いわゆるHDR(ハイダイナミックレンジ合成)を表現した効果を狙った画像加工をした完成写真。
空は青く表現しながら、影の部分である門の中の仏像も確認できる。
露出補正±0 絞り値f3.2 シャッター速度 1/100
普通に絞り優先で撮影してみると、空は白く、影の部分は暗く写ってしまう。ごく普通の写真となる。
2段階露出オーバー 1段階露出オーバー
露出補正+2 絞り値f2.8 シャッター速度 1/30
極端な露出オーバーな設定をすると、門の中でにらみをきかす「阿吽」の仏像が確認できる。
露出補正+1 絞り値f2.8 シャッター速度 1/60
やや露出オーバーに設定すると影の部分が自然に映るが、光の部分は白く飛びすぎてしまう。
1段階アンダー 2段階アンダー
露出補正-1 絞り値f4.0 シャッター速度 1/125
やや露出をアンダー(下げる)にすると、光と影の部分が強調されくっきり分かれる仕上がりになる。
露出補正-2 絞り値f4.5 シャッター速度 1/200
極端な露出アンダーな設定にすると、快晴の空が青く映り、門の向こう側の景色もシャープになる。

大阪と京都の府境にある高槻市の神峯山寺にて