| 恋が成就するホアンキエム湖 |
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筆者がはじめてハノイにやってきたのは2007年の秋。滞在を始めて10日ごろ、ホテルの朝食を食べていたら、白人男性からミネラルウォーターの買い物ができるスーパーを尋ねられたので地図を書いて渡した。 |
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前夜遅くホテルにチェックインしたらしい。白人男性は日本語が上手い。聞いてみたら彼女は日本人、そして彼は日本在住のイギリス人英語教師。日本語が上手いのも納得できる。 |
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予定を聞けば、ハノイの市内をブラブラするだけという話だったので「じゃぁ、コレも何かの縁。ベトナム人の友人がもうすぐ来るから一緒にハノイの街を歩きましょうか？」と提案した筆者に全員賛成。 |
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夕方まで4人で行動を共にしてハノイの街をあれこれ散策し、いつの間にか旧知の友達になったかのような感じがした。夕食には彼が大好きだというワインをしこたま飲んで夜更けまで楽しい時間を共有した。 |
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ホテルへの帰り道、ホアンキエム湖の公園で二人の写真を撮らせていただいた。まさしく絵に描いたカップルのように雰囲気たっぷりの写真が撮れた。後日、聞いておいたメールアドレスに写真を送った。 |
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それから数ヶ月後日本で再会。ワインをしこたまご馳走になった席でいきなりそのカップルから「今度結婚式を挙げることになったのでぜひ出席してほしい！」と誠にめでたい話を聞かされた。 |
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もちろん、予定をやりくりして当日カップルを祝福する末席におじゃました。話は変わるが半年ほど前、ホアンキエム湖の夜景を撮影するのに没頭していたら、左隣のベンチになにやら雰囲気の良いカップルが･･･ |
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ポーズをつけるわけでもなく、撮影の許可だけいただきそのままの姿で湖畔の二人を撮らせていただいた。カップルのメルアドにそれぞれ写真を送ったが、なんとお二人から結婚式参列の招待メールが返ってきた。 |
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筆者は恋のキューピット役をこのホアンキエム湖で二件もしてしまったようだ。いや筆者のキューピット役のチカラではなく、ホアンキエム湖に潜む神秘のエナジーによるものだと思う。ご結婚おめでとう♪ |
ホアンキエム湖畔にて |
