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ようやく巡りあえた筆者のお気に入りメニュー。タイ語での会話で注文したら「あんたコレが食べたかったんだ」と料理してくれる女将さん
ムゥーサップ・カイダウ(ブタ肉そぼろごはん)
白いごはんにブタ肉ミンチを甘辛く炒めたシンプルな料理。目玉焼きとキュウリをトッピング。この料理をタイ語でムゥーサップ・カイダウ(モゥーサップ・カイダウとも聞こえる)と呼びます。
最初はバンコクの路地裏でみつけた屋台で食べたのがこの料理との出会いでした。アユタヤでも食べたし、タイ南部のハチャイでも筆者の常食としていました。
しかし・・・悲しいかなこの料理の名前を知らなかったため、屋台村を歩いて誰かが食べていたら「ドコの屋台で頼むのか?」聞いて、屋台の料理人さんに指さし状態でこの料理にありついていました。
観光客の出入りする屋台やホテルのレストランだと英語でのコミュニケーションが可能です。しかし、今回はこの料理を探究することが目的だったので、英語が通じない屋台を選んでみました。
タイ語でしか話せない店主にブタ肉を伝えるのも大変なことでした。ブタ肉のことをタイ英語ではピック(Pick)という「豚」という単語で発音するため「ポーク」と説明しても???でした。
とにかくようやく再会できたお気に入りのごはん。店主に「タイ語で書いてください」とメモを渡したらミミズとカタツムリが組み合わさったようなタイ語で記入してくれました。
どうやって発音するの?と彼らの発音を聞き取りました。モーサップとも聞こえるし、モゥーサップとも聞き取れる。違う店ではムーサップとも聞こえたりしますがムゥーサップといえば通じました。
後でわかったことですが「ムー」もしくは「モー」と発音する単語は「ブタ肉」を表しています。「サップ」とはミンチ状態に切り刻むという意味だそうです。カイダウとはごはんを意味しているように思います。
2016年8月追記:カイダウはごはんじゃないそうです。カイ・ダーオと発音し「 カイ・ダーオ=目玉焼き」が正解とのこと。
「ムゥーサップ・カイダウ」と注文すると、ほとんどのお店でメニューに載っていなくても作ってくれました。タイではごく当たり前にドコのお店でも用意されている庶民の味方的なメニューなんです。美味し絶品!

プーケット・タウンの屋台にて
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