アジアのB級グルメ

ミーゴレン 中華風焼そば

中華系ミーゴレン

ナシゴレン同様、中華系ミーゴレン最大の特徴は具の多さでしょう。それに中華系民族のルーツによる使う調味料の違いによるバラエティーの広がりでしょう。

福建(ホッケン)・広東(カントン)・海南(ハイナム)等々それぞれ微妙に異なっています。 エビ・鶏肉・豚肉・カマボコ(魚の練り物)・青物野菜・もやし・にんじんの千切り・炒り卵など具が多い。

マレー系のミー・ゴレンの2~3倍高い料金も納得です。 注文する際に、辛さのお好みを聞いてくれるので激辛料理の苦手な方は、遠慮せず『ノォー・チリ』と宣言することをお忘れなく!

中華系では可能な辛さの調整が、なぜかマレー系のミーゴレンでは辛さの調整が難しいようです。この理由は一度に複数のミーゴレンを一つのフライパンや鉄板で焼くため。チリなどの香辛料で赤く色づけられたラー油を使って調理をするから個々の焼きそばの辛さの調節がきかないのです。

ニョニャミーゴレン

ニョニャ・ミーゴレン

マラッカでは中国から渡ってきた男性とマレー人女性の混血によって生まれたババニョニャ民族が数多く暮らしています。彼らのレシピで作るニョニャ・ミーゴレンは、見た目が中華系でも味付けは激辛。中華風焼きそば最強の辛さを持っています。

次章 ミーゴレン(インド風)

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