アジアのB級グルメ

ワンタンミー 雲呑麺

中華系屋台の定番中の定番。ワンタンミー。漢字で書くと「雲呑麺」。豚の頬肉のミンチをワンタンで包んだスープでお馴染みの麺料理です。

トッピングには、チャーシュー(豚肉)が使われます。日本のチャーシューとは違い、脂身のこそぎ落としたロース肉が使われますので筆者が味覚表現的にはパサパサしている感じがします。 もっとも、脂身がカットされているのでカロリーは控えめですからダイエット中の方にはもってこいの味なのかもしれません。

叉焼には中国人が縁起を担ぐ「紅」色の食紅が使われ周囲が赤く染まっています。 この他、青菜系のゆで野菜。ごま油の香り高いミンチ肉を包んだワンタン。鶏ガラでだしをとったスープ。栄養価バランスのとれた安価な逸品で、筆者のイチオシ麺料理です。

マラッカではブラック・ソースを色&味つけに使う店と、それを使用しない塩味系のワンタンミーに分かれますが個人的には後者がオススメです。JBやKLでは、ほとんどこのブラックソースがミックスされている少々甘い仕上げなのでこれを塩味にするためには「不要・黒醤油」(プーヤォタオユゥー)と注文するとよいでしょう。

グリーン・チリのピクルス(酢漬け)は、このワンタンミーと一緒に食べます。手元の小さなお皿に青唐辛子を入れ醤油を加えて味わってください。

ワンタンミーは筆者の大好物

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