寶山亭(ポーサンテン)仏教寺院
- 1795 年オランダのマラッカ統治時代に 中華系マレーシア移民の カピタン・チュア・スー・チョン (蔡世昌) によって設立された「寶山亭」(ポー・サン・テン)中国仏教寺院。
- ブキッチナと呼ばれる丘陵地の南西にあります。隣接するハンリーポーの井戸にまつわる伝説を紹介しましょう・・・
- 「ハン・リー・ポー」王妃は、15世紀前半に明国(現在の中国)の姫としてマラッカ王国の王家に嫁いできました。ハン・リー・ポー王妃は、マラッカの王様から与えられた「ブキッ・チナ」(マレー語で中国人の丘の意味)に数百人の家来と共に居を構え、マラッカで生涯を終えました
- ハン・リー・ポー王妃がマラッカに嫁いだ際にスルタン(マラッカ国王)が命じて掘った井戸が「ハンリーポーの井戸(Hang Li Po's Well)」としてマラッカの三宝山 ブキッ・チナに残されています
- 霊験あらたかなる井戸にはさまざまな言い伝えが残っていますが、晴天が続き深刻な水不足になってもこの井戸の水だけは涸れてしまうことはない。また、この水を飲んだ旅人は、マラッカを再訪できるらしい・・・