クリアな画質を求めて低いISO感度こだわってみる
- 旅先で三脚などを持たずに歩いていて「撮りたくなる夜景」に出会った時、頼りになるのはISO感度。最近のデジタル一眼のISO高感度はかなりスゴイ!ISO感度1200を越えてもでもノイズが気にならない。
- しかし、あえてクリアな画質を求めてチャレンジしたくなる時がある。そんな時は周囲を見渡して三脚の替わりになるようなモノは無いか?機転を利かせて撮影補助機材を現地調達を試みる。
- この撮影時にはちょうど良い場所にベンチがあった。カメラをそこに置いて三脚の代用品として使う。微妙な上下のトリミングにはレンズの下にライターやレンズキャップを使って調整する。
- アングルやトリミングの微調整に役に立つのがオリンパス社のデジタル一眼に搭載されているライブビュー。モニタが360度自在に動いてくれるのでベンチの背もたれがあっても真上から構図を決めることができる。
- 物理的にファインダーがのぞけない状況を救ってくれる便利なライブビューモニター。普段の撮影時にはファインダーを覗き見る筆者も、このライブビューモニターには何度かお世話になったことがある。
- ライトアップされているとはいえ、暗い被写体。ISO感度はあえて100をチョイス。シャッタースピードは4秒。シャッターを切るときにカメラがブレないようにセルフタイマーを応用して撮影に成功しました。
- 焦点距離:24mm シャッタースピード:4秒 露出:f/3.2 ISO感度:100 機材:オリンパスE-3
マラッカの独立記念広場サンチャゴ砦にて