シャープな夜景を撮るために絞り込むべし
- 前回お届けしたサンチャゴ砦に続き、夜景の撮り方第二弾。シャープな質感を表現したかったので絞りをチョイと絞り込んでシャッタースピードを10秒。もちろん、10秒間ブレたりしないための作戦は必須。
- 三脚にレリーズが必需品とも思えるが、筆者はよほどのことがない限り小道具に頼らず、現地調達で撮影に挑戦。三脚の替わりになりそうな平べったい石とか柱がないか?辺りを見回してみる。
- マラッカ川の川沿いの柵を固定する柱がちょうど良い置き場になりそうだ。てっぺんを平らにするためにライターやレンズ拭きのクロスを使ってカメラをまっすぐに置いてみる。微調整はライブビューで角度を確認。
- 10秒というスローシャッター。手でシャッターを押すだけでブレてしまう。レリーズがあればシャッターを押すブレが防げるのだが、持ち合わせていない。こういう時に変則ワザですがセルフタイマーを使います。
- ほとんどのデジカメに装備されているセルフタイマーをセットして、ピントはマニュアルで微調整。そっとシャッターを切る。あとはカメラまかせ。無風だったのでミラー効果でマラッカ川に写りこむ夜景も撮れちゃった♪
- 焦点距離:50mm シャッタースピード:10秒 露出:f/5.6 ISO感度:100 機材:オリンパスE-330
マラッカ一丁目、カンポン・モルテンにて