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ベトナムのフランスパンは何故こんなに美味いんだろう?
ベトナムのフランスパンは何故こんなに美味いんだろう?
筆者の故郷マレーシアで食べるパンは美味くない。アジアで漂泊生活10年を越えるキャリアを振り返って、パンが美味かったな~と回顧できるのはネパールのカトマンドゥで食べたサンドイッチ
ベトナム・ハノイのどこにでもある屋台で、ごく普通に売られているフランスパンを食べたとき、得も言われぬ食感と香ばしさに包まれた美味さを実感した。シンプルだけどごく普通に美味いフランスパンだった。
その昔、フランスに植民地支配されていた頃に持ち込まれた食文化であることは間違いないと思う。米食文化のアジアのインドシナ半島に持ち込まれたパン食が地元に融け込んだ逸品である。
外の皮は思ったより硬くなく、サクッと自然に噛みきれる。中身はモチモチ感よりもサクサク感が優っている。だけどパサパサ感はあまり無い。ジャムでもバターでもあれば何本でも食べることができる。
このごく普通に美味いパンを使ったサンドイッチ屋台がハノイの街にはあふれている。バインミー(Banh Mi)と呼ばれています。シリーズでお届けしますので続編をご期待下さい。

ベトナム・ハノイにて
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