アジアのB級グルメ

ミーゴレン マレー風焼そば

ミーゴレンとは前章で紹介済みのナシゴレンを肩を並べる「屋台の女王」と呼べるでしょう。ナシゴレンと同じくマレー系・中華系・インド系それぞれに特徴をもっています。

「ミー」とはマレー語で『麺・ヌードル』の意味、ゴレンは前章で説明した「焼く」意味ですから「ミー・ゴレン」では焼きそばの意味になります。

マレー系ミーゴレン

マレー系の「ミー・ゴレン」最大の特徴はその価格にあります。後述の中華系・インド系がそれぞれ平均市場価格で3リンギットするのにマレー系のモノは1リンギット前後で売られていることが多い。

この安さの秘訣は、具にあります。麺だけを炒めた非常にシンプルな仕上げになっています。たっぷりと使った油に各店自慢のミックスチリ(サンバル系)をなじませたものに焼きそば(ミー)を炒め合わせ、仕上げにタマネギのスライス、キュウリの細切りをあえた「素」焼きそばです。

タマゴを追加すると、ナシ・ゴレンの時と同様に目玉焼きが載っかってきますがこの追加料金も50セント前後です。激辛味に仕上がっていますが味が薄いと感じる方は醤油系のブラック・ソース(ケチャップ)を好みでかけるようになっている店が多いです。ローカルの方は酢(ビネガー)を振りかけて食べていらっしゃいます。辛さが引き立ちます。

マレー系ミーゴレン(やきそば)

次章ミーゴレン(中華風)

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