アジアのB級グルメ

ラクサ (その2)

ラクサのスープに入れる麺はミー(タマゴ麺)が基本ですがクェティヤオ(きしめん風の麺)、ビーフン(日本でもおなじみのビーフン麺)、ローシーファン(ネズミのしっぽのような麺)が選べます。

筆者はタマゴ麺をチョイスしていますが、ラクサ・ビーブンもすてがたい味です。クェティヤオ&ミーと麺をミックスしてオーダーしている人もいます。食べる人の自由です。もしも旅行される際に友達といっしょならぜひ、ラクサの麺を別々に頼んでそれぞれの味を楽しんで自分の好みを見つけて下さい。

中華系マレーラクサ

さて、最後になりましたがトッピングについて説明しておきます。エビ(塩ゆでして殻をむいたモノ)、赤貝のむき身(半調理)、モヤシ、キュウリの千切り、ゆで卵もしくは錦糸タマゴ、それに日本の味噌汁にも使われる油揚げが使われています。

バラエティに富んだ具がてんこ盛りにされています。 辛さのお好み調節用に別添されてくるのが「サンバルチリ」。(唐辛子と各種香辛料を細かく砕いて油で炒めたモノ)付いてこないときには「サンバルチリ下さい」とオーダーするとほとんどの店で出してくれます。(無料)

ニョニャラクサ

マレーシアで「ラクサ」というと通常上記の一般的なラクサを指しますが、2つだけ変わり種のラクサがあります。「ニョニャ・ラクサ」と「ペナン・ラクサ」です。中華系移民とローカルのマレー人女性が結婚して独特の文化を築いている「ババ・ニョニャ民族」の家庭で作られているのが「ニョニャラクサ」です。

ペナン・ラクサはマレー西海岸北部に位置するペナン島の名物料理です。辛くて甘酸っぱいのが特徴です。好き嫌いの激しいメニューの一つですが筆者はの大好物です。ぜひお試し下さい。

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