アジアのB級グルメ

フォー Pho

フォーはベトナムの一流ホテルの朝食ビュッフェにもかならず用意されている国民食ともいえる立派な朝ご飯の代表的なメニューです。あっさりとしたスープにサラッとした麺を香草でアレンジした麺料理。

平べったい形状は名古屋名物「きしめん」にも似ているが麺の素材はお米。筆者の故郷マレーシアのマラッカではクエティヤオと呼ばれる麺に食感も似ている。ややコシのないのが特徴。

スープは淡泊な塩味系で透きとおっているのが基本。酸味を加えるライム(Quat)、刺激的な香辛料チリ(Ot)、パクチー(Rau Thom)などの香草をたっぷりのせると二日酔いの体調にも優しいフォーのできあがり。

ベトナム北部・ハノイの有名な「フォー」のお店は早朝から昼直前まで営業している店が多い。「フォー」は朝ごはんに食べるものだから、ランチタイムの前に麺が売り切れてるのが常識なんだそうだ。

トッピングのメインについて解説しておこう。牛肉を茹でたモノを載っけるのが「フォー・ボー」そして鶏肉を載っけたモノを「フォー・ガッ」と呼びます。看板にはPho Bo Ga「フォー・ボー・ガッ」と書かれています。

うどんに例えると、フォー・ボーが「肉うどん」、フォー・ガッが「鶏南蛮うどん」って感じです。ベトナムっ子たちにとって朝ごはんの定番ですが、ランチにも3時のおやつにでも合うと筆者は思います。ぜひお試しアレ♪


フォー・ボー Pho Bo (牛肉入りのフォー)

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