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食物繊維が豊富で、ビタミンたっぷりのパパイヤ。甘すぎず、ジューシーな果実のプリンセスと評価したい

パパイヤ(英:Papaya) マレー語:ベティッ(Betik)

パパイヤは、トロピカルフルーツ界のお妃さま、「プリンセス」と評したい熱帯果実です。甘すぎずクセがなくビタミンと食物繊維が豊富に含まれ美容効果が高く美白効果・便秘にも効く果実です。マレー語でベティッ(Betik)と呼びますが、パパイヤで通じます。

上の写真の左と右のパパイヤは同じ農園から出荷され、黄色く熟し食べ頃サインを発信しています。左は細長いスリム君、右は下太りのファット君です。どちらが美味しいんでしょうか?答えは、ページの一番下。

包丁の角度を固定して受け手(左手)をクルクル回しながら包丁でそぎ切り。

パパイヤのむき方

パパイヤの剥き方を説明しておきます。用意するモノは包丁か果物ナイフとゴミ袋、包丁を使い慣れていない方は皮むき器と大さじのスプーンも必要です。

包丁を使い慣れていない方は皮むき器を使用

まず、皮をむきます。受け手でしっかりとパパイヤを持ち、果物ナイフを寝かせて角度を固定します。包丁を動かすのではなく、受け手のパパイヤを前後に揺すり切り目を入れたら、ゆっくりとクルクル回します。刺身の「つま」、ダイコンの「かつらむき」と同じ要領です。包丁に自信のない方は、皮むき器をご使用下さい。

皮を剥いたら、たて切り

皮がキレイにむけたら、タテ切りにします。上の写真では左手でパパイヤを持って切り目を入れていますが、熟練が必要なテクニックですから慣れていない方はまな板の上でタテ切りにしてください。熟練したフルーツ屋台のお兄さんが披露する包丁さばきはスムースで手際よく、見ていて気持ちがイイものです。

ひとつひとつ丁寧に種と、シブ皮を切り取り出来上がり。

タテ切りにしたら、パパイヤの中からネバネバした粘着液にまみれたタネが現れます。良くいえば「ロシア産の最高級キャビア」に似ていますが、見た目には「カエルのたまご」に見えます。

甘くてジューシーなパパイヤ

お店の人はパパイヤの種を包丁でV(ブイ)の字に切り目を入れて中のシブ皮と一緒に取り除きます。慣れない方は、大さじのスプーンを使ってそぎ取ってください。

下の写真は、パパイヤの花です。可憐な白い花はユリの花に似ている気がします。この花が実を結び、時間をかけて生育するパパイヤは最初、ミドリ色なのです。大きく育って黄色に熟すと食べ頃を迎えます。旬の時期は特にありません。いつでも、ドコでも年中、手軽に手にはいります。

さて巻頭で質問させていただいたクイズの答えです。パパイヤは下ぶくれの「ファット君」よりも均一なシェイプをした「スマート君」のほうが甘くて美味しいんです。食べ比べてみると一目瞭然。是非おためし下さい。

パパイヤの花って可憐なユリ?って感じです

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