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今朝、いつものネットカフェでサイトの更新をしてメールのチェックも済ませた後いったんホテルの部屋に戻り、熱めのシャワーを浴びて気分をリフレッシュ。着替えて「さぁ、今日もはりきって頑張ろう!」と自分に気合いを入れて出発。「まず腹ごしらえだ!」と朝ごはんを食べにいつものネパールローカル食堂に行ってみたらなぜか?休業。しかたなくちょっと前から気になっていたすぐ近くのオープンカフェに陽だまりをみつけたのでそこに座って朝食をオーダーしてみました。
本格的なコーヒーに筆者が絶賛!マジに美味い!
出てきたのは、コレがネパールの朝ごはんか!と疑いたくなる本格西洋風のメニューでした。まず最初に出てきたのが大きめのマグカップに入ったコーヒー。コイツは驚いた。紅茶文化が浸透しているネパールではコーヒーは軽視されておりインスタント・コーヒーがあたりまえのように提供されているのに、粗挽きのコーヒー豆をドリップした香りが立ち上がっているではありませんか。

ココで香りに喜んで、味にダマされて怒りを表すことのないように「Tony期待しちゃダメだよ!、きっとずいぶん前にドリップしたコーヒーを再加熱したヤツだから酸味が出てるはずだよ」と自分で自分に言いくるめながら、マグカップから一口飲んでみました。ホンモノでした。この味は、スタバ(スターバックス)やマラッカでお馴染みのコーヒービーンで飲むコーヒーに匹敵するアメリカンタイプの珈琲そのものでした。(絶賛!)
ネパールのローカル食堂ではお目にかかれない本格的なアメリカンスタイルの西洋朝定食。ソーセージのコゲ具合が絶妙なり!
タイミングよく、朝食が運ばれてきました。「なんじゃコリャ!」冒頭にも驚きを記述しましたが、本格的なアメリカンブレックファーストが白い湯気を上げながらテーブルに運ばれてきました。ほどよいサイズのパン。ネパールで初めて見た本格的なハッシュブラウンポテト。小粋なフルーツの盛りつけ。キチンと焦げ目のついたソーセージ。それに、ホカホカ湯気を発している焼きたてに間違いないスクランブルエッグ。よく出来ました!本格西洋料理風ブレックファーストを堪能しました。味付けはもちろん、ボリュームも満足させてくれる逸品でした。
気合いを入れて、テーブルを磨き上げるスタッフ。ナマステ!お店の名前は看板に書かれています。本格コーヒー飲みたいヒトはコレを目印に自分で探してみて下さい。
美味しいコーヒーは、もちろんもう一杯おかわりを追加。タバコに火をつけ一服し、辺りを見まわすとお客さんは白人だらけ。やっぱ、ココは外国人観光客に支持されている貴重な西洋食堂なんだな〜と感慨を新たにしながら、ポカポカ日射しのもとカーゴパンツ(ポケットがいっぱいついているTony愛用のズボン)の左ポケットに先月マラッカにいらした神戸のSさんから授かった小説が入っていることに気付き、読み始めました。

ひさびさの日本語で書かれた書物に熱中してしまいました。ときおり、ハエのようにテーブルにやって来るウェイターにコーヒーのおかわりを追加しながら読書を続け、気がついたら最終章を読み終えてしまいました。白系外国人客たちは入れ替わり何回転かしてたみたいですがひたすら文庫本に目を向けていた私は時の経つのも忘れてしまっていました。
ネパール
さて、ココから民族文化のカタイお話です。西洋朝食の前編ではネパールのローカル食堂で提供されている「ネパール風西洋朝食」を紹介しました。前編ではオリジナルを取り込んで、自国(ネパール)の嗜好に合わせアレンジした朝定食について文化の融合を絶賛しました。他民族、他国の文化を疎外するのではなく、良いモノは進んで取り入れ自国の文化として確立させる姿勢を高く評価させていただきました。

しかし、反面で右寄りというか・・・保守的とでもいうべきなのか?オリジナルの文化も大切だと思うのです。今日の日記に筆者が日本語で書かれた小説の文庫本に熱中したこと、コーヒー文化のさほど高くないネパールで本格派コーヒーの味に出会えた喜びを書きました。私は、日本語の書物が好物で、日本で味わっていたホンモノのコーヒーが好きです。

そうなのです。ちょっとその国をかじった程度で「私は現地人に同化した」とか、「ローカルをもっと味あわなきゃ!」と偉そうなことを言ってはダメです。旅人はいずれ自国へ帰属するのです。長く旅を続けているヒトも、しょせんその国では外国人として扱われてしまうのです。現地語が話せても、ローカルフードに精通しても生まれ育った故郷は、いつまでたってもその人の「ふるさと」です。故郷を大切にする。伝統やオリジナル文化を守り続けるコトも大切だと筆者は考えています。

旅行でちょっと短期間、海外にやってくる「旅人」である日本人には理解出来ないコトかもしれませんが、長く祖国を離れ、異国の地に滞在してる駐在員(海外で働くビジネスマン)さんたちは、日常的に和食を好んで食べています。なかには、日本食しか食べない!という方もいらっしゃいます。長く旅の生活を送っている旅人も日本食が食べられるお店に通ってしまう方も少なくありません。それを笑っちゃダメです。

せっかく海外に来たんだから、海外を味あわなきゃ!と決めつけることもダメです。そして、そういう考え方を「間違っている」と非難することもダメです。考えること、感じる味覚、要求するモノなんて「ヒト」それぞれなんですから、それぞれの意志や嗜好を尊重しなければなりません。かたくなに民族の文化や習慣を守り続ける人たちも、他民族や他国の文化を吸収し変化していく人たちも同じように素晴らしいと思います。

筆者も自分の放浪生活を振り返りますと、日本を離れて数ヶ月は現地の食生活をめいっぱい楽しみました。日本食を一切食べませんでした。やたら恋しくなり始めたのは1年近くしてからです。うどん、トンカツ、お好み焼き、ハンバーグ、みそ汁などが無性に食べたくなりました。なかでも一番食べたかったのは、炊きたての白いご飯でした。しかし、それは一時的なモノでした。

3年経ち、4年経つうちに徐々に日本食への執着はうすくなってきました。そして、今回マラッカを離れネパールに滞在していて、心の底からネパールの食事を楽しんでいます。しかし時々お腹が空いた時マラッカでいつも食べている「チャーシューファン」や「ワンタンミー」が恋しくなっています。筆者の場合、体質的にローカルフードに染まったというより、耐貧生活を送る環境下に日本食を食べる資金的に行き詰まったのがきっかけだったようです(笑)

カトマンズのタメル地区にはたくさんの日本食レストランがひしめき合っています。その数、マラッカの数倍以上。KL(マレーシアの首都:クアラルンプール)に比較しても多いような気がします。でも、筆者は日本食を食べようと思ったことはありません。なぜならTonyは恒常的なボンビーだから・・・日本食は価格がメチャ高い!誰かおごってくれるなら食べてもイイんだけどね(笑)

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