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タイトルフード3-00

ネパールのローカルフードは、ココで暮らす多民族が持ち寄った様々なスパイスや香辛料が巧みな調理法で磨かれ、そして極められたアジアの味覚が勢揃いした完成されたお料理です。東南アジアの料理と大きく違いを感じるのが「醤油と砂糖」の使い方。

ネパールの料理には醤油をほとんど使いません。シンプルに塩とコショウによって味付けられたネパール料理は素材の味を大切にしているといえるでしょう。

筆者はマラッカで生活しているおかげで激辛香辛料をごくあたりまえに取り入れる習慣を持っているためか?ネパールのチリ(激辛香辛料)は、少々物足りなさを感じます。しかし、ただ単に辛いのじゃなく様々なスパイスが絶妙なハーモニーを奏でているのです。

ちょっと郊外のローカル料理店のキッチン。カロジンを燃料にしたコンロは意外にも火力は強いですね

食材も豊富な野菜、穀物がバラエティ豊かでヘルシーなメニューを支えています。生鮮野菜を販売しているお店の商品をよく見ると、カタチが歪(いびつ)だったり、青菜の部分が虫食いだらけだったりします。汚いとか曲がっているという見かけで判断しては行けません。

ニンジンは甘く香りが強いし、ダイコンも甘みと辛みが絶妙なバランスで調和していて、洗ってそのままかじって旨みを味わえます。青菜炒めに使うほうれん草や小松菜風の野菜も味わい深いのは言うまでもありません。カリフラワー、キュウリ、レタス、キャベツなどの高原野菜もそれぞれに持ち味を主張する「実力」を備えています。

トマトは絶品!太陽の香りを封じ込め、プリプリでジューシー、酸味と甘みのハーモニーは「昔懐かしい味」を保っています。

カタチがいびつだったり、青葉に虫食いのあるのは無農薬で自然栽培された証拠だと筆者は考えます。野菜がもつ本来の味こそが美味さの秘訣!

南国に値する「緯度」なのに高原に位置しているため、四季の旬を味わえるネパール。食物をカラダの中に取り入れエネルギーを補給するという原点を意識しながらネパールの料理を考察すると、納得できるメニュー構成に気づきます。寒い冬を乗りきる温かなスープ料理、麺料理。

過酷な自然の中で働く人たちのための高カロリー食品。カラダの新陳代謝を高める効果を狙いスパイスをふんだんに使ったカレー。メニューのひとつひとつに意味があるようです。そして、多民族が暮らす国ならではの食肉に対する宗教的なタブーも見事に克服しているネパール料理。

本章では、ネパールの都市部で気軽に食べることのできるローカルフードをご紹介しています。各料理のページへのリンクは下のネパール編、ローカルフード攻略法コンテンツからお進み下さい。

ダイナミックなMomo(ギョウザ)の調理法。同一メニューだけど使用する肉を分けることにより宗教上の食のタブーを克服しています

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