健康志向の高まりで人気沸騰中の客家擂茶
華僑のユダヤ商人とも呼ばれる中華系移民の客家民族の健康の源とされている「客家擂茶」（はっかるいちゃ）。ルイチャとは、ごはんに野菜や豆類をトッピングしミント風味のハーブ・グリーンティーをぶっかけてたべる青汁茶漬けです。
長豆、高麗菜、大豆、大根、胡麻、小豆、菜心が五穀米ごはん（白米もしくはポップコーンライスと呼ばれるポン菓子みたいな米）をに野菜がてんこ盛りにトッピングされています。
まず、最初に細かく刻まれた野菜をごはんと一緒にモグモグと食し風味を味わいましょう。次に、ハーブグリーンティーをぶっかけて、お茶漬け風に混ぜながらいただきます。
ハーブ･グリーンティーは九層塔、薄荷葉（ミントハーブ）、プアール茶、白胡麻に小豆などがブレンドされて沸騰させてアツアツのまま提供されます。
それぞれに美味い、異なる食べ方でルイチャの野菜と青汁、それぞれの風味を確かめ、２度美味さを味わうのがおすすめですぞ。
グリーンハーブティーは飲みにくい元祖青汁
客家擂茶には、いろんなバリエーションがあります。まずは、白いごはんに野菜をトッピングしたベーシックバージョン。次に、米を減圧揚げにしたポップコーンライス（ポン菓子）に野菜をトッピングする「揚げごはんバージョン」そして、ごはんを使わない野菜だけの「ノンライス客家擂茶」も注文できるんです。
ハーブグリーンティーは、飲みにくいタイプの元祖青汁なので好き嫌いが分かれると思います。ですが、「あっ。この味苦手です」と敬遠しても、野菜好きの方なら最初はしばらく時間が経つと「もう一回食べてみたい」という気持ちになって、リピートしてみると「あっ、これ私の好きな味です」とヤミツキになる方も･･･。
