マレーシアン華人の串料理「ロクロク」
ロクロク、またはサテ・ロクロクは、マラッカが発祥の串料理。肉、ホルモン、魚介類、野菜にかまぼこ(フィッシュケーキ)などを串に刺して大皿に並べられた屋台料理。日本の居酒屋、炉端焼きを思い出してしまうマレーシアごはんです。
自分の好きなサテを小皿にとって、食べる直前に甘辛いカレーソース、または激辛のチリソースに潜らせて味付けして食べる串焼き料理です。日本で例えるとソースの二度付けを禁止している串カツ屋さんのソースがマレ-シア風のソースにアレンジされた料理だと想像してください。
キンキンに冷えた、ビールが美味くなる料理ですぞ。
ロクロクとはディップする中国語の擬態語
漢字で"沙爹律律"とか"沙爹碌碌"と書きますが、どちらも「サテ・ロクロク」と呼びます。「サテ」というのは、マレー語が語源の串料理を意味します。「ロクロク」というのは中国語が語源で「ソース」にディップする食べ方をオノマトペ(擬音語・擬態語)で表現しています。
値段表はありませんが、串の長さや端に付いている色が値段別に分けられています。食べ終わったら、お店の人に串の数を数えてもらって精算する明朗会計システム。おもいっきり食べても500円にはなかなか到達しないリーズナブルな屋台料理ですぞ。
ちなみに、ビールは大瓶1本で500円なり。