朝ごはんの定番メニュー、ロティカウイン
ロティ・カウィン(Roti Kahwin)は、トーストしたパンにカヤジャム(ココナッツジャム)を塗って、冷やしてスライスしたバターを載せたホットサンドイッチで、マレーシアの朝ごはん定番メニューです。
マレー語で Kahwin (カウイン)とは結婚を意味する単語で Roti (ロティ)はパンを意味します。直訳すると「食パンの結婚」というおかしなネーミングなんですが、トーストにカヤジャムとバターの両方を塗り込むゴージャスなレシピが結婚を連想させてしまうのでしょうか?
椰子乳(ココナッツミルク)をグラマラッカ(椰子黒糖)とたまごをミックスして混ぜながら煮詰めたカヤジャムは、ココナッツ風味の甘味料としてマレーシアのスイーツにもよく使われています。
よく焼いたカリカリのトーストにカヤジャムを塗っただけのものはカヤトーストと呼びます。カヤジャムはマレーシアのスーパーやコンビニで密閉容器に入って売ってるので、お土産としても喜ばれると思いますよ。
温泉卵とコピ、ロティカウインがあれば言うことなし
ロティカウインと、マレー風温泉卵(テロゥ・スタンガマサ telur setengah masak)そして、コピ(マレーシア版の苦くて甘すぎる珈琲)をセットで食べれば、朝ごはんの鉄板メニューといえるでしょう。
温泉卵に醤油とコショウで味付けして、スプーンですくって食べるもよし。カヤトーストを温泉卵に浸して食べるもよし。カヤトーストをコピ(珈琲)に浸して食べるも・・・、美味し。