ポカラ到着。神々の宿るヒマラヤ連峰を仰ぎ見る
ポカラ到着。神々の宿るヒマラヤ連峰を仰ぎ見る

カトマンズからバスに揺られて8時間。着いたところは観光客に人気のPokhara「ポカラ」。山岳オンチの筆者は「アルプス」と「ヒマラヤ」の違いを知らなかったコトはもちろん、ネパールがヒマラヤ連峰トレッキングの入山口である事すら知らずにやって来た場違いな旅人です。(恥)

「じゃぁTonyさん、ナニしにネパールに来たの?」と不審に感じる方もいらっしゃると思いますが、詮索なんてしないで下さいね。いろいろ理由はあるんですよ(笑)

話を本題に戻します。ポカラに向かうため、カトマンズを離れて2時間ほど経った頃バスの車中でのことです。ふと右手を見ると清流が流れる渓谷にさしかかっていました。

バスの車窓からはるか遠くに見える残雪で白化粧した山脈を見て「あの山ってひょっとして・・・」と事実に気付いたのです。ヒマラヤ連峰がこんなに身近に見えるなんてマジで驚きながらよろこびました。

トラクターが往来するポカラのおみやげ屋さんの屋根を見上げると、そこにヒマラヤ連峰が・・・

今朝起きて、朝食にありつくためポカラ・ペワ湖のレイクサイドをブラつきながらレストランを物色していました。騒々しい音と煤煙をまき散らすトラクターが前方から近づいてきました。「迷惑なやっちゃな~」と思いながらもとりあえず撮っとこかなとカメラを構えファインダーをのぞくと、白く雪化粧した山が目に入りました。

カトマンズからポカラへのバスで移動中見えた、ヒマラヤ連峰がこんな街中でも見えるんだと、再度驚かされました。ヒマラヤ山脈のアンナプルナ2峰(右)と4峰(左)が商店の屋根越しにくっきり見えていました。日本を代表する富士山の2倍以上の標高を持つ「あのヒマラヤの山がこんなところでも見えるんだ~」山岳オンチの筆者も感動させていただきました。

電線の隙間からもヒマラヤ連峰の秀峰が見えてしまう

何気ない街角のスナップにヒマラヤ連峰の秀峰たちが収まっているなんて感動モノです。電線で「せっかくの景観も台無しじゃん」とボヤきたくなる電信柱の隙間からもアンナプルナ1峰が顔をのぞかせています。ポカラから見えるヒマラヤ山脈最高峰で標高ナント!8091メートルなり。

この高さにピンとこない方のために山岳オンチの筆者が地図から拾い出した標高をもとに日本の山と比較してみました。

富士山の2.14倍、北海道大雪山系朝日岳の3.53倍、長野県・岐阜県境北アルプス奥穂高岳の2.53倍、九州熊本県阿蘇山系高岳の5.08倍、鹿児島県桜島御岳の7.24倍、そして兵庫県六甲山の8.69倍の高さを誇ります。(小数点下3ケタ切り捨て・電卓で計算しました)

なにげに見えてしまうヒマラヤ山脈パノラマ風景

上の写真は展望台に登って撮ったパノラマ写真ではありません。筆者が宿泊しているポカラ湖畔にあるホテルの屋上(地上わずか3階建)から撮影したモノです。今朝は、雲ひとつない快晴に恵まれくっきり撮れました。ヒマラヤ連峰のパノラマ風景を解説しておきます。

左からマチャプチャレ(6993m)アンナプルナ3峰(7555m)アンナプルナ4峰(7527m)アンナプルナ2峰(7937m)。マチャプチャレとは聞き慣れないコトバですがネパール語で「魚のシッポ」という名が付けられています。

ポカラからは三角形の尖ったピラミッド型に見えますが近くにトレッキングで登ると西側からの景観が魚の尾のように二つに分かれているのが見えるそうです。距離が一番近いため、8000メートルを超えるアンナプルナ1峰よりも高く見えますが実際には7000メートルにわずか7メートル足りない高さだそうです。

ポカラのペワ湖・レイクサイドの建物の屋上からの景色。謎の女性は偶然通りかかったヒマラヤ美人

レンズを望遠に切り替えて、山を狙うとさらにヒマラヤ連峰が身近に見るコトができます。上の写真は、ネパール日記のTopページに使っているのと同じモノです。写真左上の雪化粧も吹き飛ばされている尖った山頂はアンナプルナ2峰。さすがに迫力ありますね。

写真中央の謎の女性は、撮影中に偶然近くを通りかかったヒマラヤ美人です。筆者は何げなく会話を交わしチャー(ミルクティー)をご一緒させていただきました。彼女はネパール語と流暢な英語を使いこなすグルカ民族の魅力的な女性でした。