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パクテー スタミナ満点の豚バラ肉の漢方煮込み
パクテー、バクテーとも発音します。「肉骨茶」と漢字で表現するこの料理を一言で説明するなら「豚肉のスペアリブの漢方煮込み」です。各店それぞれ秘伝、独自のレシピで香草(ハーブ)と漢方薬を調合しているので、味や香りは大きく異なります。メインの骨付きブタ肉は長時間、弱火でコトコト煮込んでいるので口の中でホロホロとろけ油っぽさはあまり感じられません。それに油を分解すると言われている中国茶を飲みながら食べる料理なのでダイエット中の方にもお薦めできる一品です。
メインの具は、前述の豚肉の骨付きスペアリブですが、他にロース肉を使ったり、レバー、各種ホルモンをチョイスできます。たいていの店では2種類のご飯を選べるようになっています。白いふつうのご飯とヤム・ライスと呼ばれているヤム・イモ(タロイモ:大きな里芋)と乾燥エビを使った炊き込みご飯なのですが、私の見たところ80%のお客さんはヤム・ライスを選んでいるようです。
注文の仕方は、『バクテー△人前』と『ヤム・ライス』いたって簡単です。何度か通ったいるうちにホルモンや他の肉を注文するコトを覚えられると思います。飲み物を聞かれたら、中国茶をポットでオーダーされることを強くお薦めします。この料理ほど中国茶が似合う料理は点心(ティムサム)飲茶以外に見あたらないほどよくマッチしています。 |
このほか、サイドオーダーで忘れてはいけないアイテムに「ユィー・チャ・クォエ」(油條)というモノがあります。これは細長い揚げパンを一口大にカットした一品です。スープに浸して食べるとGoodです。店によっては、トン足の煮込み(超ベリー美味い)や椎茸と豆腐の煮込み等々用意されていることもあります。こういう料理のオーダーは言葉じゃなくってボディランゲージでお願いします。その料理を美味そうに食べているテーブルの方角を見て『アレが食べたい!』と心で念じながら店の人に伝えてみてください。かならず通じます。
オーダーして料理が来る前にやるべきコトはまず、小皿にニンニクのみじん切り、お好みの量のチリを添加、醤油を加えて付けダレを作っておくこと。中国茶のカップの入った桶で箸やレンゲを熱湯消毒しておくこと。中国茶をカップに注いで料理が来るまで茶を飲みながら楽しく談笑しておきましょう。
土鍋に入った、バクテーがテーブルに到着したらまずスープをススってください。店の実力の80%はこのスープで見破ることが出来ます。ご飯の追加。お肉の追加。それに、スープだけの追加(無料)もオーダーできます。ポットの中国茶のお湯がなくなったらポットのフタを斜めにずらすか、裏側にしておくとお湯を追加してくれます。
お湯を注いでもらうことを「注水」チャー・スイ。バクテースープの追加は「注湯」チャー・タン。この二つの中国語はメモしておいてください。ちなみに、このパクテー・スパイスセットはスーパーや土産物売り場で売っています。メジャーなブランドは「タン・キム・ホック」ですが、香辛料とハーブの匂いの立ちこめた一見怪しげな漢方薬局でも袋詰めのパクテー用香辛料セットが売られています。食べてみて気に入ったら買って帰って日本でパクテー料理を再現してご堪能ください。 |
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